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トップメッセージ

※ここでの考え方が出来なければ、いけないわけではありません。当店の考える理想像や、スタッフに感じてほしいサービス業の本来の形だと思っております。同じ価値観を持てれば、仕事も楽しく出来るのではないかと思っております。

代表の考え方

接客とは無料で何かを出してあげたり、値引きなどの【金銭的なサービス】以外のサービスで、どうしたらお客様は喜び、感動してくれるかを真剣に考えてみることが大切です。

そこにはまず、あなたにお客様をもてなしたい気持ちがないと【やらされ感】があり、感動するまではいたりません。
お客様を接客するサービス業において、個人の向き不向きはありますが、お客様の思い出作りや楽しい時間に貢献し、あなたの素晴らしい想いと接客がお客様や会社から評価されれば嬉しいし、自分のやりがいとなり、更にレベルアップ出来る事でしょう。

私の昔の経験をお話します。木梨憲武さんと安田成美さんの婚礼も経験させていただいた、【シンフォニー】という豪華客船で働いていたときのことです。シンフォニーのレストランで仕事をしていたときのことですが、その日のお客様の中に老夫婦のお客様がいらっしゃいました。

コース料理のデザートまで出ると、スタッフは裏で一息つくのですが、その老夫婦にサービスをしている最中も、会話もあまり無かったようなので、なぜかそのままに出来ずに、私は「せっかくの乗船なので、楽しい思い出にしてほしい」という想いで、その小休憩の時間に現在の航路や、景色の説明などを一生懸命して差し上げました。老夫婦は熱心に耳を傾けてくれ、余計な御節介でなくて安心しました。最後に、私の配慮を汲み取ったせいか、ぎこちない様子でチップを渡そうとしてくださいました。私は「乗船料に含まれておりますのでチップは結構です、お気持ちだけありがたく頂戴いたします」と、チップは頂きませんでしたが、本当に喜んでおられたので、私もとても嬉しく思いました。この事が、その後のやる気にも繋がり、感謝される喜びもまた覚えました。これがサービスなんだなとも思いました。何か見返りを求めた行動ではこれほどの喜びを味わうことは出来なかったでしょう。

そこまでしなければいけないのかと思っている人がいたとしたら、まだ仕事を楽しんで出来ていない証拠です。仕事だから仕方なくやっているのなら、もしかして接客は不向きかもしれません。損得を抜きにした見返りを求めない気持ちがサービス精神です。給与が上がったからサービス精神が上がるのではなく、あなたが心のこもったサービスをした結果、お客様や会社から絶賛され、更にモチベーションが高まり、あなたの接客に魅力を感じたお客様の来店頻度が上がり、給与に反映されるのです。仕事が先か、給与が先か、スタートする入り口は様々ですが、お客様に接客し、慶ばれたとき、もっと喜んで欲しいと思ったとしたらあなたは接客の天才かもしれません。そしてその【想い】は必ずあなたに返ってきます。信頼や優しさ、豊かさとして。

サービス精神が培われると人間的にも成長し、仕事以外でも周りが認め、必要とされる存在になります。気がきいて思いやりがある優しい人です。そんな人と友達以上の関係になりたいですよね。

仕事をする上でサービス精神の他に大切なことがあります。それは、様々な事に【なぜ?】を考えることです。はじめのなぜは【なぜ?】私は今こんな長文を書いているのか、それはこの想いを理解し行動して欲しいからです。一つの店舗の中に複数のスタッフがいて、それぞれ違う方向性の接客だったら意見が衝突しますよね。お客様を大切に想い、全員でより良いサービスを提供したいと心がける愛客精神豊富なバイトさんと【俺はバイトだからお金もらえればそれでいいんだ】というスタッフがいたとしたら、いつまでたっても理想のお店は出来ません。給与優先主義を否定しませんが、あなたのどういった行動に給与が支払われているかは、感じてほしいところです。だからこそ入店時に接客の方向性を示しているのです。

この【なぜ?】の習慣が付くと人間性が格段に向上します。なぜかというと、人に教えられたことは中々自分のものにはなりませんが、自分で考えたことは自分のものになるからです。あなたにやがて後輩が出来たときにはこの【なぜ?】を、なげかけてあげてほしいと思います。

人の考え方に正解はありません。これは私の考え方です。賛同できなくてもかまいません。しかしあなたには人間として成長してほしいとは思います。なぜかというと、スタッフは様々な事情で退社しますが、辞めてからも交流があるということは貴重な財産だと思います。今でも昔勤めていたスタッフが大勢来店してくれます。一度辞めた後でまた勤めることになった人もいます。そのことで私のスタッフに対しての接し方は間違っていなかったとも思います。

様々のことに対して、どうせやったって無理といって、やる前から諦めたのでは何事においても成果は望めません。とりあえず本気でやってみる。ここでも【なぜ?】本気でやる必要があるのかを考える。

やって駄目なら、もう一度考え、本当に今まで本気だったか確かめ、もう一度、今度は正真正銘の本気でやってみる。それで駄目ならスッパリ諦めましょう。それで以前に戻るだけで時間の無駄かというとそんなことはまったく無く、「自分には向いてなかった」という、自分が本気でとった行動の結論が出て、やり遂げたという達成感があるはずです。そのやり遂げたということが人間性を向上させ、次回にチャレンジする勇気をくれます。このやり遂げられた人は後悔のない人生を過ごせる人だと思います。
残念なことに弊社とは縁が無く辞めたとしても、この考え方は何処にでも通用します。そして立派に成長したあなたと一緒に仕事ができたことを誇りに思います。そして立派に成長できたとしたら、きっと個人的な付き合いは続いているでしょう。それが財産です。だからあなたには人間として成長してほしい訳です。

今あなたにできることは限られています。若ければ元気とやる気を取ったら何も残らないので、とにかく元気さをアピールしてください。他のスタッフより年配なら、ならではの気配りで、教え教えられ、頑張ってください。

有限会社蔵良長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございます。考え方は違っても、夢があったり、将来を本当に真剣に考えて生きている方が大好きです。そんなあなたと一緒に仕事をしたいと思います。

有限会社 蔵良
代表取締役 品田知紀

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